拍米日記

孤高でありたい

モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記⑦ モスクワ2日目④ クビンカ後

 クビンカ戦車博物館への往復に利用したYandex Taxi。この後の旅でも幾度となく利用することになったのですが、その回数だけロシア人ドライバーとの出会いがあったということ。今回はその中でも一番印象に残ったドライバーとの、一期一会のお話。

 

 帰り道、第2展示場の前でYandex Taxiを召喚。こんな戦車博物館以外何もないような場所でタクシーを呼ぶ東洋人なんて目的が分かり切っていたのでしょう。こんな感じの会話を始めました。

 

(ここからは友人のスマートフォンGoogle翻訳を使った会話になります)

運転手「君らはどっから来たん?」

友人「日本です~」

運転手「おー日本か、日本車は好きやで~」

我々「(笑)」

運転手「君らは戦車博物館見に行ったんか?」

友人「そうですね~」

運転手「戦車好きなんか?」

友人「そうですね、まあまあ好きです~。とてもエキサイティングでしたね。」

運転手「俺、※※※※※※※やってたんや」(翻訳失敗)

友人「???もう一回お願いできますか??」

運転手「

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我々「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

運転手「見てくれ、これが訓練中の映像撮ってもらったやつや」

友人「ほわ~~~~~すっごい~~~~~~~」

運転手「これは水中走行訓練の映像や」

友人「は~~~すごい、大変そう…」

運転手「サンクトペテルブルクヴォルゴグラードで十年くらい乗ってたわ」

友人「おー、私たち次サンクトペテルブルク行くんですよ~」

運転手「ええね、楽しんでいってくれ~」

 

運転手「博物館すごかったやろ~?」

友人「いや、ほんとにすごかったですね~」

運転手「あれちゃんと動かせるように整備してるんやで…」

我々「それはマジで凄い。」

 

運転手「いや~でも日本車はいいね、トヨタに日産に…」

友人「どういうところが好きですか?」

運転手「やっぱり丈夫なところかな~」

我々「わかる。」

 

 

  大変面白い時間を過ごさせてもらった運転手に感謝の意を込めて、カーステレオから流れていた彼の好きな曲を紹介しておくこととする。彼の運転が滅茶苦茶荒かったことも一応記しておく。急加速体験とか教習所以来だぞ…

 

 

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タクシーで流れてた音楽集。社会への不満を音楽に乗せるのはロシアでもあるらしい。

 

その他写真集

 

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北東側の通りにて。電気代安いんだろうな。

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KGB本部。荘厳。

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突然の即席味噌汁、どうかお許しいただきたい。こういうのを見ると突然日本に引き戻される。

 翌日はモスクワ最終日。かといって特筆するほどの観光をしたわけではありませんが。

 

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