拍米日記

孤高でありたい

モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記⑰ サンクトペテルブルク3日目③ 宝物庫とお土産

 ロシアに来てから、宝飾品類を展示する博物館をやたら見ていた。もちろん私がこういうのが好き、というのはあるのだけれど、ソ連という時代に芸術品含め、個人の資産を国家が接収して国民に公開した、みたいな歴史があるんだろうか。と、今この文章を書いていてふと思った。事実かどうかは分からないし、私自身日本とロシア以外の博物館を知らないので、かなり荒い推測ですね。

 

 サンクトペテルブルク3日目3記事目、宝飾品を主に展示した博物館から。

 

ファベルジェ博物館

 帝国末期の宝石商・金細工師のファベルジェの名前を冠している…のだけれど、彼とは関係ないらしい。ロシア由来の宝飾品を展示する博物館。ファベルジェはインペリアル・イースターエッグを作成し、皇帝一家に収めた人らしい。美術館の名前通り、ここにはインペリアル・イースターエッグが9つ展示されている。いくつかはソ連時代に売られたなどなどでアメリカにあるとか。

 ところで、この博物館は宝飾品を大量に展示しているのに写真を撮っていい、という点がありがたい。クレムリンの武器庫やエルミタージュのダイヤモンドルームは撮れなかったので…。

 

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まず表札がイースターエッグ

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やっぱり入り口が豪華。
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宝飾品コーナー。いい加減見飽きてくると言いたくなるけどやっぱり楽しい。

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展示室もなかなかに豪華。宝箱の中にいる気分。
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展示品のカロリーが高い

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本命のイースターエッグ展示室。インペリアル・イースターエッグWikipediaに一つ一つ記事があるくらい価値があるらしい。
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この2つはインペリアル・イースターエッグではないらしい。十二分に美しいけれど、歴史的経緯の差か。

 それでもWikipediaに記事があるのが凄い。イースターエッグほんと人気だなって。

 Duchess of Marlborough (Fabergé egg) - Wikipedia

 Kelch Chanticleer (Fabergé egg) - Wikipedia

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Bay Tree egg。これは卵なのか…?

Bay Tree (Fabergé egg) - Wikipedia

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Renaissance egg。横向きもありなのか。

Renaissance (Fabergé egg) - Wikipedia

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Rosebud egg。

Rosebud (Fabergé egg) - Wikipedia

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Cockerel egg。

Cockerel (Fabergé egg) - Wikipedia

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Lilies of the Valley egg。

Lilies of the Valley (Fabergé egg) - Wikipedia

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Coronation egg。

Imperial Coronation (Fabergé egg) - Wikipedia


 6つしかないのは…当日展示されていなかったとかそういうことだと思います、はい。

 

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ここからは色の宝飾品コーナー。
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色ごとに展示品が分けられているおかげで見やすい。それにしても色鮮やか。

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ほんのちょっとだけ絵もあった。
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展示品が多すぎて胸焼けする。

 

 このあとの夕食はコーカサス料理へ。コーカサス系の料理は確かに美味しいので流行っていい。

 

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なにかと思ったけどわりと普通のジュースだったやつ

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ジョージア料理のハチャプリ。カロリーが高そう。

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アゼルバイジャン料理のクタブ。中に挽肉とか色々入ってたはず。

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またシュクメルリか。相変わらず美味しい。

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ジョージア料理のオジャクリ。検索したらジャーマンポテトっぽいって出てきた。確かに。

 

ドム・クニギ

 ネフスキー大通り沿いにある大型書店。お土産も売ってるし、ロシア語の書籍はもちろん多種多様。せっかくロシアに来たのだし、ロシア語の書籍を日本に持ち帰ってみたい、という欲はやっぱりある。

 というわけで、我々が購入した書籍がこちら。

 

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ロシアの地図帳。ロシアの地理はよく知らないのでちょうどいいなって。

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文章が読めなくても図と数字だけで意外と読める。

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友人が購入したのはこちら。ロシアで読む人がいるのか…?

 

 ロシアに来たから、ということで銃の解説本も友人が購入していた。確かに日本では手に入らない。他に、チョコレートやウォッカ等も購入(この日以外)したが、写真が無いので省略。地図帳は非常に面白いので、今後海外旅行先で機会があれば購入していきたいと思った。

 

 さて、次の日が最後のサンクトペテルブルク観光。今思うと3.5日でも足りないですね。

 

 

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