拍米日記

孤高でありたい

モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記⑫ サンクトペテルブルク1日目② 美しすぎる街散策と演奏会

 サンクトペテルブルクの街の美しさを知ってほしい。そういう記事。

 

様々な像集

 最初に述べた通り街の美しさの話をしたいのだけれど、それはともかく。ロシアは何かと大きなモニュメントを建てるのが好きらしい。それはモスクワでも何度か見た(モスクワ川に浮かぶ謎の巨大オブジェ、宇宙飛行士博物館の宙へ向かう像などなど)のだけれど、これはサンクトペテルブルクでも同じ。…と言っても、モスクワ程大きな像は無かった(あってたまるか)。これは街の美観を考えてのことなのだろうか、と思ったり。

 こう、巨大なモニュメントを色々見ていると、ヴォルゴグラードの母なる祖国像を見に行きたくなってきますね。…なりますよね?

 

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プーシキン像。プーシキンの像はモスクワにもあった。著書読んだことなくてすみませぬ。

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橋の欄干にあった像。何を象徴してるのかはわからない。

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ん…あれは…?

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ついに現れたピョートル大帝像。

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美しく、そしてかつ強い像。ロシアをロシアたらしめた人、としてのイメージなんだろうか。

 

 エカチェリーナ2世の像はこの日はまだ写真を撮っていないので、またその時に。まだまだ像はいっぱいありましたし。ちなみにレーニン像は無いよ。

 

昼下がりの街散歩

 この日、教会を3つ巡ったあとはのんびり散歩。ほんとうに美しい街は歩くだけで楽しい。ただし風も強いため非常に寒い。写真も寒そうでしょう?

 

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まだ明るかった時間帯のネフスキー大通りにて。北緯60°の太陽光は癒し。ただ高度が低いせいで目がつらい。

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こういう建物好きでしょ

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エルミタージュを横目に歩く。そういえばYandexが強いロシアにもUberはいるらしい。

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確か図書館だったと思う。違ったらすまぬ。

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この道はどこまで続いていたんだろうか

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寒空とネヴァ川。風もあってけっこう荒れ気味。

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サンクトペテルブルクの象徴の一つ、跳ね橋。冬は船が通らないので上がらない。

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夕暮れのネフスキー通り。本当に歩いてるだけで楽しい。

 

 ここで夕食。ここまではロシア料理、ファストフード、カロリーメイトのどれかで過ごしてきた我々でしたが、ここでロシアに来たからこそ、ということでジョージア料理店へ。コーカサス系の料理店なんてなかなか日本では行けませんからね。

 

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松屋が流行らせたシュクメルリ。松屋のが如何にマイルドなものであったかを我々はここで知ることになった。ニンニクうめぇ。

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チーズを揚げたもの。ジョージア料理はチーズとニンニクさえ使えば美味しくなるという思想でも持っているのか?

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ビーフストロガノフ。白いのもあるんだなあって。

 

 ジョージアと言えばジョージアワイン…なのですが、ここにはワインが置いていなかったようで。それだけは残念…でしたが仕方ない。

 

サンクトペテルブルクフィルハーモニー

 サンクトペテルブルクは文化の街。ロシアを代表する作曲家の何人もがここサンクトペテルブルクの音楽院で学んだとか。と、いうわけでサンクトペテルブルクフィルハーモニーの演奏を聴いてきました。

 

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ロシア、本当に綺麗なコンサートホールが多すぎないか?

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演奏終わった時の写真…かな?

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指揮者はフィンランドの方だったそう。シベリウスには特別思い入れが強いのだろうか。

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コントラバスゥ…

 

 曲目はショスタコーヴィチ交響曲第一番とシベリウス交響曲第一番でした。ショスタコーヴィチの第一番はレニングラード音楽院の卒業制作で、初演がレニングラードフィルハーモニーだったそう。初演と同じ環境で聞けたのはなかなかに嬉しいことですね。それにしてもこの曲を卒業制作で作るってすごい。

 シベリウスの方は…二番の静かな曲という印象が強かったせいで、一番は意外と盛り上がるじゃないか、という印象。普段クラシックを生演奏で聞く機会のない私も楽しめました。それにしてもロシアの音楽・芸術関連のチケット代は本当に安い。(この演奏会は3000円前後じゃなかったかな?)

 そういえばこの時となりに座ってた人は日本人旅行客でした。だって地球の歩き方開いてたもん。

 

夜の街散歩

 昼間歩いても楽しい街は、当然夜にも映える。そんな夜の写真集。スマホで夜写真撮るの難しいから写真が汚いのは許してほしい。

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夜のカザン聖堂。ボスが待ち構えてますね、間違いない。

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夜は雪が降っていたのもありかなり寒かった。

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写真が鮮明じゃないけど許して。雰囲気がいいことだけ伝わって

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観光シーズンの夏もいいんだろうけど、雪を合わせた冬も観光適期なのでは?と思った。

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ネフスキー通りは長い。広告規制のせいで案内を持たされるバーガーキングの人大変そう。

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河口の街なのでこういう写真が撮れる。水面に映る光のなんと美しいことか。

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どこまでも続く光の道2つ。

 

 そんな感じでサンクトペテルブルクの半日を終えた我々。予想を遥かに超えた美しい街に圧倒され、私はもうここに住みたいとさえ言い始めたとか。だってこんな街住みたいもん。不便かもしれないけど。

 さあ、翌日はいよいよ広大過ぎる美術館、エルミタージュ。

 

 

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