拍米日記

孤高でありたい

モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記⑥ モスクワ2日目③ パトリオットパーク②

 パトリオットパーク第二展示場は、有体に言えば旧クビンカ戦車博物館。第二展示場と大層な名前で呼んではいるけれど、実際は一部の戦車が第一展示場に移設された後の抜け殻。とはいえこちらにも見るべき戦車が多数あるので、ここを訪れない手はない…のですが。

 

 さて、パトリオットパークはどういう構造になっているのか?地図上に今回私が巡った場所を示すとこんな感じ。

 

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第一展示場と第二展示場。…遠くない? パルク・パトリオトと書いてるのは駐車場とチケット売り場。

 これくらいの距離、日本なら歩けるのですがここはロシア。歩くために作られた道ではないですね。というわけで色々と迷いつつ、何とかかんとか辿り着いたわけなのですが、そのために使ったルートがこれ。黄色いバスと白いマイクロバスを乗り継いで、やっとの思いでたどりつきました。白いマイクロバスは古いし我々しか乗ってないしでとても不安になったり。そもそもロシアに住んでる人は車で来るからマイクロバスで展示場間を移動しないらしい。

 

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黄色いバスと白いマイクロバスのルート。黄色いバスは循環で本数も多め。一方で白はほとんどない。

 そうしてなんとか辿り着いた第二展示場。こっちは輪をかけて平原のど真ん中に立っている感じでした。

 

 第二展示場

 旧クビンカ戦車博物館。パトリオットパーク内部の展示場の1つになった…とはいえ、まだまだ戦車博物館時代の倉庫感溢れる展示という評判からは抜け出せていないなあ、という印象でした。とはいえここにしかない戦車もあるので、来ざるを得ないのも事実。第一展示場の近代性に比べて垢抜けなさが逆に愛らしいとも言える?

 

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展示場内…森にしか見えませんが。展示場は1~7番の建物に分かれていましたが7は全部移転済みだったようで、実質6つ。

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倉庫感溢れる展示場。所狭しと砲を向け合う戦車達。

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第一展示場にいくつか引き抜かれた建屋の中は密度が下がって少し寂しい。側面が見られるといういい点もあるけれど。

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外から入ってくる光のせいで見づらくなるのはちょっと厳しい。

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ISU-152vs俺。

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カール自走砲。大きすぎてこっちにしか置けないのか、運べないのか。

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超重戦車マウス。カールの奥にいて入り口からは見えない。建物の隅に隠れているのはいかにもマウスだ。

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IS-3。強い戦車が必ず美しいとは限らないが、ことIS-3とT-34は本当に美しい。

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英雄T-34-85。どこか誇らしげにも見えた。

 

 さて、ここからはまたもYandex Taxiに乗って帰ったわけなのですが。モスクワ滞在2日目はもう一記事続きます。少しわき道にそれた話になりますが。

 

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