東北一周旅行記⑦ 5日目(宮城球場)
もう既に体力が枯渇している5日目。もはや観光を諦めつつあるので写真が少ない。そして山形は観光する場所が思いつかなかったのもあって本当に何もしていない。またの機会があれば、優先して行くべきなのでは。
朝の大曲はどこか寂しげ。閑散とした駅前はやはり寂しいものがあった。
そしてこの日も奥羽本線に乗って南下。途中下車する元気も無く、山形県へ。
更に奥羽本線を南下して天童へ。いやそれにしても車窓の記憶すらない。
なんか駅前にあった将棋に関する博物館を見たような記憶がある、が、展示内容に関する記憶はあんまり無い。色々な駒が展示されていたのは覚えている。
そして山形駅を経由して仙台へ戻る。山形市内では本当に何もしなかった。山形県に申し訳ないと思わないのか。そしてこれで本当に山形県を訪問したと言ってしまっていいのか。
この日の目的地は仙台市、宮城球場。今の名前は楽天生命パーク宮城、当時はkoboパーク宮城。名前ころころ変わり過ぎ。
宮城球場は仙台駅からJR仙石線で2駅、そこから7~8分歩いたところにある。12球団本拠地の中でもこれはかなりの好立地。
さて、仙台にやってきて観戦するカードは…オリックスvs楽天。この年最終的に5位になるチームと6位になるチームのカード。……もう少し、好カードを見に行くことはできなかったのだろうか。ねぶたや竿燈を基準に旅程を決めたのでどうしようも無かったのだが。
この日、私にしてはめずらしく隣に座った夫妻とのんびりおしゃべりしていた。当然楽天ファンの方だったのだが、05年の頃から随分変わったと話していたような記憶がある。東北の人は穏やかで優しいとも言っていたような。甲子園や大阪ドームであるような野次は少なくとも飛んでいなかったし、確かにかなり牧歌的な雰囲気の球場だった。東北はそういう雰囲気なんだろうか。
野球場は座っているだけで楽しめていいなあ、という感じだっただろうか。体力がほとんどなくても楽しめるからスポーツ観戦はいい。
そして精神がボロボロながら、なんとかカプセルホテルにたどり着き、最後の日を迎えるのでしたとさ。それにしてもこの日野球観戦以外なにしたか全く記憶が無いな。