拍米日記

孤高でありたい

モスクワ・サンクトペテルブルク旅行記② めざせモスクワ

 モスクワと言われて、Dschinghis KhanのMoskauの曲の空耳である「もすかう」のFlashを思い出す人もそれなりに多いのではないか。

 久々に見たくなってニコニコで検索したら2020年4月なのに新しいもすかうMADが上がってて笑った。なんで?

 あと、Moskauの原曲はドイツ語なのだけど、2018年にロシア語版が発表されてた。不朽の名曲とはこのことか。

 

というわけで、「めざせモスクワ」。

 

 

渡航

アエロフロート「2020年3月から、成田~モスクワ線は羽田~モスクワ線に変わります!」

私「は?」

2月に予定を組んでいた我々はその恩恵を受けることなく、えっちらおっちら成田まで行くのでした。

 

 アエロフロートJALともANAとも違うアライアンスのため、成田空港でも人が少ない第1ターミナル北ウイングへ。正直空いてて快適だったかも。JAL再建をデルタ航空が支援してたらどうなっていたやら。

 ロシアでは、特に都市部でソ連時代の形跡、つまり「鎌と鎚」の跡は消えていると聞いていました。…が、アエロフロートのエンブレムに残ってるではないですか。鎌と鎚が禁止の国への乗り入れ禁止とかされないのか心配になったり。正直かっこいいエンブレムだと思います。

 

 機内食結構おいしいな~だとか、名探偵ピカチュウってこんなに面白い映画だったのか~キュワワーとは面白い子を出してきてたんだな~だとか、のんびり過ごしてた私でしたが、これまでウラジオストク以外の渡航経験が無かった私に襲い掛かってきたのが、実質初体験となる時差。日本とモスクワの6時間の時差は、私の身体を狂わせるには十分だったらしく。太陽を追いかける飛行ってあんなに辛いんだな…。

 

 着陸後もSIMカードが上手く機能しないとか、ATMでルーブルを引き出すのに相変わらず手間取るとか、街へ向かうアエロエクスプレスがやたら遅いとか、着込んできた割には案外寒くなかったとか、まあ色々あったわけなのですが省略。家を出てから約18時間、ようやくモスクワ市街へ到着。

 

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街並み。冬のモスクワ中心部はいたるところにイルミネーションがあって華やか。

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ロシア特有のやたら大きな像。これが街のいたるところにあるのおかしくないですか。

 明らかに日本とは違う、かといって西欧とも違う(友人談)街並みと、例年より暖かいとはいえかなり冷える夜にロシアを感じながら、我々2人は明日以降への期待と一抹の不安を抱いて寝るのでした。というか時差ぼけで寝るしかなかった。

 

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ツインで予約したはずがダブルになってた。翌日からはツインになってましたが。

 

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